

kussyaroad(クッシャロード)day.2
屈斜路湖をぐるっと1周歩く試みの2日目。昨日と打って変わっての穏やかな天気。そしてトレイルも昨日と違いほとんど林道。足にやさしい。屈斜路湖の周辺の森はかなり深い。伐採されてしまった木々もあるけど長い年月生き残ってきた貫禄のある木々もたくさん。 なので鳥や動物たちも多い。あたたかくなり始めると小鳥たちがさえずり、エゾシカたちが山の斜面を駆け上がる。そしてもちろん冬眠から目覚めたであろう山おやじの痕跡も。 湖を1周歩くということは屈斜路湖にある中島をぐるっと眺めることでもある。これもとても新鮮な感覚。今日の行程の北西側からはとても近くに見える。こんなに大きな島なんだと実感。 途中何本も小さな川にかかる橋をわたる。雪解けの水が森から湖に流れ込む。春らしい光が森の緑を照らしたりしてなんとも気持ちいい。 歩いていると足を止めたくなる景色が続く。まるで日本じゃないみたい。そうここは北海道。それも道東。やっぱりスケールが違います。 お昼過ぎ。気温も上がり歩いていると汗ばむ陽気。ちょっとした高台へ。春先の湖水の色はエメラルドグリーンにも見える。遠くに見える外輪山


kussyaroad(クッシャロード)day.1
屈斜路湖。北海道は道東弟子屈町の阿寒国立公園内にある。日本最大のカルデラ湖。周囲57㎞。ぐるっと一周できないだろうか。いや道があるのだから歩いてみよう。テストトレッキング。 1日目。気温3度。北西の風10m強。午前8:40川湯エコミュージアムをスタート。今日の道はほとんどアスファルト。歩きやすいが足へのダメージは大きいだろう。普段車で見慣れた風景を違った速さで進む。こんなところに福寿草が咲いていたっけ?ハンノキの花が満開だね。等々。新たな発見をしながら仲間と歩くのは楽しい。 ニブシを過ぎて砂湯あたりから風が強くなる。湖は海のように波立つ。風が強いがテンションは高まる。砂湯でいっぷく。道路沿いにトイレがあるのはありがたい。なんだかホッとする。砂湯からの道は湖も近く春先の時期は木々の向こうにちらちら見える。その分風当たりもあるのだが。 そろそろ舗装道路もあきてきたし疲れてきた。池の湯あたりから林道に入る。ここからコタン手前までは土の道を歩ける。久々柔らかい土の感触にやっぱりいいよね~と実感。この林道も昨年の台風でかなり被害あり。倒木の連続で超えるのに


春の足音
昨日は嵐のような天気。風が強くうちの周りの木々もしなるように耐えていました。ちょっと暖かい日が続くと思ったら冬へ逆戻り?と思うような肌寒い日が続いたり・・・。三寒四温とはよく言ったものです。でもこの時季の森や湖は生きる力にあふれています。柔らかい草木の芽吹きやエゾアカガエルの合唱、水鳥たちの渡り、白と茶色コントラストが残る大地。エネルギーに満ち溢れている感じがします。そう、確実に春は近づいてきています。もうすぐ。屈斜路湖の氷もなくなったようですし。