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kussyaroad(クッシャロード)day.1


屈斜路湖。北海道は道東弟子屈町の阿寒国立公園内にある。日本最大のカルデラ湖。周囲57㎞。ぐるっと一周できないだろうか。いや道があるのだから歩いてみよう。テストトレッキング。

 1日目。気温3度。北西の風10m強。午前8:40川湯エコミュージアムをスタート。今日の道はほとんどアスファルト。歩きやすいが足へのダメージは大きいだろう。普段車で見慣れた風景を違った速さで進む。こんなところに福寿草が咲いていたっけ?ハンノキの花が満開だね。等々。新たな発見をしながら仲間と歩くのは楽しい。

 ニブシを過ぎて砂湯あたりから風が強くなる。湖は海のように波立つ。風が強いがテンションは高まる。砂湯でいっぷく。道路沿いにトイレがあるのはありがたい。なんだかホッとする。砂湯からの道は湖も近く春先の時期は木々の向こうにちらちら見える。その分風当たりもあるのだが。

 そろそろ舗装道路もあきてきたし疲れてきた。池の湯あたりから林道に入る。ここからコタン手前までは土の道を歩ける。久々柔らかい土の感触にやっぱりいいよね~と実感。この林道も昨年の台風でかなり被害あり。倒木の連続で超えるのに大変な個所が多数。クマザサも伸びてきていてなんとか手入れしたい感じ。

 屈斜路湖沿いには露天風呂が何か所もあるがここ池の湯もその一つ。何年かぶりに訪れた場所はなかなかのロケーション。ワイルド感満載。北海道の名付け親松浦武四郎が詠んだ碑があったり昔の旅館があり今は使われていない観光船がありノスタルジックな気分になる。

林道を抜けるとコタン手前。コタンで昼食をとり午後からの歩きは再びアスファルトになる。国道と並走するため車の音も気になる。と歩いているとレンタカーが寄ってきて歩道でストップ。「Do you speak Engulish?」だって。よかったですね。本日のメンバー英語達者な方が2名ほど。ウトロに行きたいって反対方向ですよ。カーナビをセットして道案内をする。こんな出会いも歩き旅ならでは。

 さて午後になっても大して強風は止まず向かい風になる。疲れもありあまりテンションはあがらず。もう少し季節が進めば畑に色がついて楽しめるかな。ただここは湖岸沿いを歩けたらベストだなとも思う。普段は自分も車で移動するがハイカーにとって車の音もそうだけどスピード感にも神経的にやられるのだ。

頑張って歩けば今日のゴールが見えてきた。プリンスホテルがゴールが近いしるし。意外といいペースで歩いた。

本日の歩行距離24㎞。時間8時間40分。                           お疲れ様でした。


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